節分の「鬼は外~福は内~」の呪術的な意味とは?

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節分というと、どこの家からも「鬼は外!福は内!」という
声が聞こえてきます。
最近は随分この声も聞こえなくなってしまったようですが、
その代わりに恵方巻きを食べる家庭も多くなったとか。

 

 

しかし、この「鬼は外!福は内!」という言葉には、とても深い
意味があるのです。
節分は平安時代、まだ宮中ではすべての政(まつりごと)を
陰陽師が陰で支えていました。

 

 

その時代、中国から伝わった鬼を追い払う「ついな」という習慣が
ヒントになったと言われています。
本来は立春、立夏、立秋、立冬と1年を4つに分けて、
それぞれの区切りの最後の日に鬼を祓う呪術の一つだったものが
庶民にも伝わったと言われています。

 

 

いつからか1年に1回の締めくくりに行うようになったのです。
鬼というのはいわゆる邪や魔のことで、疫病や天災、火事など
いろいろな不幸の元を鬼と言い、それを祓うという意味でした。

 

 

そこで鬼は出ていけという意味から「鬼は外」。
そして福の神は家の中にという意味から「福は内」と言うように
なったのです。

 

 

平安時代は言霊と言って、言葉の効力をとても重要視されて
いました。
1年の終わりの節分の日に「鬼は外!福は内!」と言いながら
大豆を鬼に向けてぶつけて追い払ったのです。

 

 

実際に宮中ではもっときちんとした陰陽師の行事があったそう
ですが、庶民にもその一つが縁起担ぎのように伝わったのです。

 

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節分は、生活に直結した真剣なものだった?

 

 

しかし昔の庶民は縁起担ぎといっても、とても真剣だったに
違いありません。
その当時は自然の天災や火事、病気などが死に直結していた
時代です。

 

 

このようなお払いをすることで、少しでもこれらの鬼から逃げたい
と考えたのも無理のないことではないでしょうか。

 

 

他にもイワシの頭を柊の枝に刺して台所や玄関などに飾る
ということもありました。
柊の葉っぱはのこぎりのような形をしています。
イワシの頭は悪臭と目がにらんでいることから、邪気を家に
入れないという意味があるのです。

img_0

  (出典 http://blogs.yahoo.co.jp/inui0307oton/64545950.html)
 
 
 

恵方巻きに関しては関西の方で行われていたことで、文献には
その意味が残されていません。
ちなみに恵方巻きが全国的に知られるようになったのは
セブンイレブンのCMからです。

 

 

しかし美味しい風習はすぐに広がってしまうようです。
イワシの頭は今やっている家はほとんどなくなっているというのも、
とても対象的ではないでしょうか。

 

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